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2012.10.22-10.28

飯村隆彦 Iimura Takahiko

飯村隆彦実験映画上映

PlaceMにて写真展開催

 飯村隆彦 Iimura Takahiko  「飯村隆彦実験映画上映 」
 飯村隆彦 Iimura Takahiko  「飯村隆彦実験映画上映 」

<上映作品>
AI(LOVE) (1962)
あんま-土方巽暗黒舞踏(1963)
新作:1SECOND IN NEW YORK(2011/12)

作品解説
<AI(LOVE)>(1962)
「飯村のLoveは美しさとオリジナリティと、ありきたりのニセのシュール・レアリズムの 映像ではない映画詩において際立っている。もっとも近い比較はジャック・スミスの「燃え上がる生物」か、スタン・ブラッケイジの「Loving」であろ う。詩的で、肉体の感覚的な冒険であり・・・流れるようで、直載であり、美しい。」—ジョナス・メカス (「フィルム・カルチャー」, 1966, ニューヨーク)
展示は1970年に写真集のため制作した(但し大判を除く)

<あんま〜土方巽暗黒舞踏>(1963)
ブトーの創始者、土方巽の60年代初期の代表作で、歴史的な作品:「あんま」。映画は単にダンス記録である以上に、私の造語であるシネ・ダンス―フィルムによ るコレオグラフィ―として制作された。土方舞踏に参加して、舞台に上がってカメラ をもった「パフォーマンス」である。今回、フィルムのフレームを1枚の写真として作り/見ることは、流れる時間(映画)の中で喪失した1瞬の凍結したフレーム(Frozen Frame)を発見することであった。しかもそれは映画カメラによって始めて現出したものであった。(飯村隆彦)

<1 SECOND in NEWYORK>(2010〜)
私は映画における時間の探求から、最小限に見ることの可能な映画を例えば、「1秒間24コマ」(1975)などで、白と黒の狭間に実現した。そのアイデアを現実のニューヨークで、日々の時間の中で発見することにつとめたが、それはカメラで見ること/見ないことの狭間にあった。
時にその1瞬はカメラで見ないことによってもたらされることを、私は知った。このシリーズはネットでダウンロードしてみるために作られた。 http://www.d-plexus.com/article.php/gallery_iimura_film_and_video (飯村隆彦)

PlaceMにて10月27日(土)パフォーマンス&特別プレミア上映 & トークイベント開催
詳細はトークショーページにて。



飯村隆彦 いいむら・たかひこ

1960年代に8ミリや16ミリの前衛映画を個人で制作し、 自主上映活動を行なう。上映によるパフォーマンスも早くから行っ てきた。1964年に実験映画集団「フィルム・アンデパンダ ン」を結成し、東京の紀伊国屋ホ-ルで日本の個人映画史上最初の 実験映画祭を行なった。1965年、実験映画「LOVE」 が、ニューヨークの実験映画のリーダー、ジョナス・メカスによって高く評価された。
1966年にはハ-バ-ド大学国際セミナ-に招待されて渡米、1973 年、ドイツアカデミ-の招きで、1年間ベルリンに滞在、キネマテ -クやベルリン芸術アカデミ-で個展上映、74年にはパリのシネマテ-クやポンピドウ・センタ-などでも個展上映を行なった。ニュ-ヨ-クでは1974年に近代美術館、79年には ホイットニ-美術館で個展とパフォ-マンスを行なって、個人映画 作家として、国際的に評価された。
近年はデジタルHDビデオカメラでの作品作りやAR技術を使ったパフォーマンスにも意欲的に取り組んでいる。

協力:PLEXUS http://www.d-plexus.com

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