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2011.11.07-11.16

沢渡朔 Sawatari Hajime

昭和三十五年

PlaceMにて同時開催

 沢渡朔写真展 Sawatari Hajime 「昭和三十五年 」
 沢渡朔写真展 Sawatari Hajime 「昭和三十五年 」
 沢渡朔写真展 Sawatari Hajime 「昭和三十五年 」

高校2、3年の頃から写真を撮り始め、大学2年になったこの年、まずフランスヌーベルバーグ、ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター」に感動し、アメリカ映画「真夏の夜のジャズ」でモダンジャズにのめり込む。
黒人に憧れ、横田基地に通い、「バーバラ」や「ハローウィン」の子供達を撮る。
それまでは競輪場に通ったり、青森の龍飛岬に行ったり、なんでもかんでも撮っていたのが、急に黒人とジャズになってしまった。この年60年安保闘争があった。あの6月15日はホースの水や石が飛ぶ中、国会南通用門を駆け抜け中に入り、買ったばかりのカコストロボをキャノンL1 28mmに付け撮りまくった。ロバート・キャパが当時の僕等のアイドルだったので、僕もなんとなく報道の方に進みたいなと思っていた。

11月12日(土)トークショー開催
詳細は後日発表

沢渡朔 さわたり・はじめ

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