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2014.6.9-6.22
記憶の地図 7
ある上海の家族、1930年
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今年になって新規企画展として「記憶の地図」を開催しております。
古いアルバムに潜むその時代の空気を、最新のスキャン技術であぶり出す試みです。
そこには、当時見ることがなかったであろう人間の襞までもが写っていたのです。
今回は第7回目、写真家の中藤毅彦氏が上海で買い求めた、「とある家族のアルバム」です。
時は1920年代〜50年代、写っているのは上海の広告代理店の経営者だろうか、裕福な家族です。
同じ歳の女性と結婚し、3人の子どもがいる。読み解けるのはその程度ですが、それ以上に多くの事柄が写っています。
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