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2012.04.30-05.06
長野柊太郎 Nagano Shutaro
多律世代
私の世代である平成生まれはケータイ電話による個々人同士の強い結びつきやインターネットの発達で出現したソーシャルネットワーク類(ツイッター ミクシー フェイスブック等)によるネット上のコミュニティでの付き合いの中で育ちました。
断絶した価値観やルールが多々あり、それらに沿って生きています。細分化したルールがあります。
同時に普通に学校へ行き社会人になり、現実世界ともつき合っています。
街は、生きている人全てで成り立っています。細分化したルールが交差し、すれちがい、たまに軋轢も生んでいます。
年上の方たちから、私たちの世代は○○だった、という話を聞きます。肯定的に捉えてる人からは一体感がある社会だった。否定的な人からは右に倣えだったと聞きます。
そういった話を聞いた上で街をぶらついていると、今の社会は本当にバラバラだなと思います。
それが悪い事か良い事かはわかりません。
ただ「多律」で複雑で難しいとは思います。
そう感じる社会を東京をふらふら撮ってきました。
長野柊太郎 ながの・しゅうたろう
1990 東京の目黒に生まれる
2011 日本大学芸術学部写真学科入学
個展
「ドリアード」Bar Count Zero
グループ展
「待人」 Bar Count Zero
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