関 薫 Seki Kaoru
9月の夏
坦々と過ぎていく日々 その時空に楔を打ちこむ 一瞬の衝撃 違和 眩暈 当惑 直観によってモノクロームになったそれらは 標本のように動きを止め、静かに佇む 共感への緩やかな期待を孕みながら